チアウーマンの皆さん、こんにちは!事務局のチア子です。
今年から、気象庁で「線状降水帯」の発生を発表するようになったことをご存知でしょうか?
局所的かつ短時間に、急激な大雨が降る「ゲリラ豪雨」とは違い、
「線状降水帯」は(線状に)広範囲に、数時間にわたって大雨が降るため、深刻な水害につながりやすいという特徴があります。
「令和2年7月豪雨」、「令和3年7月伊豆山土砂災害」など、
ここ数年、記録的大雨による災害が連続して起きていますので、
もしもの時に備えてしっかり対策をとっておきたいですね。
そもそも自分の住んでいる地域にはどんな災害リスクが潜んでいるか、
皆さんはきちんと把握できていますか?
今回は、ハザードマップポータルサイト内の「重ねるハザードマップ」を使って
地域の災害リスクについて調べてみようと思います!
今回はお試しということで、上野駅周辺を見てみたいと思います。
左上に表示されている「災害種別」から「洪水」を選択すると、
上野駅だと、線路を挟んで右(墨田区側)が真っ赤ですが、左(文京区側)も一部が赤くなっていますね。
次に「高潮」を選択すると、「洪水」の赤色の上から黄色がつきました。
このように、その地域の災害リスクを複数重ねて見ることもできます。
ちなみに、
「高潮」は台風など強い低気圧の来襲により海水面が上昇すること、
「津波」は地震など海底の急激な地形の変化により海面が盛り上がる現象のこと、
「洪水」は大雨など何らかの理由で河川の水量が増えること
(により水没してしまう災害)だそうです。
クリックした場所の災害リスク一覧を表示させたりすることができます。
その市区町村の防災情報ページへのリンクがついているのも便利ですね!
自分がいま住んでいる地域で試したところ、
一番近くにある学校は洪水時の避難所には指定されていなかったこと、
少しだけですが、近所で土砂崩れのリスクもあることが分かりました。
自分が住んでいるところにどんな災害リスクがあるか、が分かっているだけでも、
対策のとりやすさは全然違いますね
災害時の備えについては市区町村のホームページ、
または過去の記事「9月1日 今日は何の日?」等でも確認してみてくださいね。